電車が、好きだ。ひとりで過ごす、休日の、朝には、ひとしきり、家でやる事をし、終わったら、電車に乗る。
( 電車の駅は、家のすぐ近く。)
特に、どこに行きたい思いもない日には、登りでも、下りでも、最初に来た方に、乗る。そして、降りたくなったら、降りる。ただ、ずっと乗っていて、終点まで行く事も、ある。終点に着いて、そのまま、電車から降りずに、同じ車両に運ばれて、結局、どこにも、訪れないままで、家に帰って行くのも、いいし、家の最寄り駅に、戻っても、降りずに、その駅を通過して、さらに、電車のひとり旅を続けるのも、いい。こうして、電車に乗って、(ひとりで過ごす)休日の一日を始めると、のちに、家に帰っても、気分が、いい。朝から、夜まで、一日、家で過ごしているのとは、完全に、違う。
そうやって、電車に乗って、窓から、外の景色を見、又、他の乗客を見、時には、その、しゃべる声を聴いたりするのが、楽しい。
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